はじめに
工場で勤務されている方の中で、「床」の状況を気にしている方はあまりいないのではないでしょうか?
工場の床は、大きな機械が動いたり、ものすごく重い荷物を運んだりすることで想像以上にダメージを受けているケースが多々あります。ダメージを受けて、床の外観があまり良い状況ではなくなるだけなら、そこまで気にする必要はないかもしれません。
しかし、工場の床がボロボロになっていると、生産性の低下や労働災害発生の確率を高めてしまうなど、非常に大きな問題に発展する可能性が出てきます。
そこで今回は、工場の床塗装がなぜ必要なのか?という前提部分のお話から、実際に塗装を行う時の費用や注意点を含め紹介いたします。
また、、愛知県内のおすすめの工場の床塗装ができる施工店の紹介も行っています。どこに依頼するか迷っている方、相見積もり先を探している方はぜひ参考にしてみてください。
工場床塗装とは?なぜ必要なのか
工場の床は、毎日重機が走り、油や薬品がこぼれ、数百人の作業員が歩き続ける過酷な環境にさらされています。こうした条件の中で「床塗装」は単なる見た目の美化ではなく、安全管理・労働災害防止・生産効率の維持に直結する投資です。特に愛知県の工場では製造業や物流業の比率が高く、床環境が作業効率や社員の定着率に影響を与えるケースも少なくありません。
安全性・衛生面を高めるため
これは何よりも重要な要素となります。
工場内で作業する従業員の方は働いている時間のほぼ全てを床の上に立って作業をされている状態かと思います。
このような場合、仮に床がボロボロの状態で、ひび割れやちょっとした段差があると、足を引っかけて転倒してしまうという可能性は0ではありません。
そして、水分が床をつたうような工場の場合、床を衛生的な状態に保っておかなければカビや藻が発生する可能性があります。
こうなると、従業員の方だけでなく、取り扱っているものにも影響しかねません。
工場の環境(薬品・油・重量物)に耐える床にするため
工場の中には薬品や油、重量物を扱うところもあると思います。このような場合、その環境にあった床にしておかなければ思わぬトラブルが発生してしまう可能性があります。
つまり、工場の環境に応じて適切な床を選択する必要があるということです。
工場床塗装に使われる塗料の種類と特徴
ひとことに「床塗装」といっても、使用する塗料によって性能もコストも大きく変わります。エポキシ樹脂は高い耐久性とコスパで多くの工場に導入されていますが、柔軟性が必要な現場にはウレタン系が選ばれます。
さらに、食品工場や化学工場では耐薬品性や防塵性に特化した特殊塗料が求められることも。塗料の種類を理解することは、長期的なランニングコストを抑えるための経営判断でもあります。
エポキシ樹脂塗料(高耐久・コスパ良好)
「とにかく頑丈」それがエポキシ樹脂
工場の床塗装と聞いてまず名前が挙がるのが、このエポキシ樹脂です。硬化するとまるで石のようにカチカチになり、ちょっとやそっとの荷重ではびくともしません。実際、重たい工作機械を据え付ける現場や、フォークリフトが一日に何十回も行き来する通路など、“床に一番負荷がかかる場所”に強いのが大きな魅力です。
仕上がりはつるんとした一枚仕立てになり、継ぎ目もないので掃除がとても楽。油や薬品を扱う工場でも耐性があるため、**「とりあえず迷ったらエポキシ」**という声が出るくらい、信頼感のある素材です。
ただし万能ではなく、硬すぎるがゆえに大きな衝撃が加わるとひびが入ることもあります。また、太陽の光にはあまり強くないので、長く使うと黄ばんできてしまうのも事実。そのため、基本的には屋内工場や倉庫向けと考えておくのが無難です。
つまり、エポキシ樹脂塗装は「強度・耐久性・清掃性」を兼ね備えた万能タイプということです。
ウレタン塗料(柔軟性・耐摩耗性)
衝撃に強い「ウレタン樹脂」
ウレタン樹脂の良さをひとことで言えば、しなやかさです。ガチガチに硬いエポキシ樹脂が「剛」なら、ウレタンは「柔」。床にかかる振動やちょっとした衝撃をやわらかく受け止めてくれるので、下地コンクリートの動きにも合わせやすく、ひび割れが起きにくいのが大きな特徴です。
もうひとつ強みなのが、紫外線に強いこと。直射日光を浴びても黄変しにくいため、屋外の荷捌き場や駐車場、工場同士をつなぐ渡り廊下など、「太陽の下で働く床」に適しています。
ただし万能ではなく、薬品や高温への耐久性はエポキシほど高くありません。つまり、ウレタン樹脂は「屋外や衝撃の多い場所に向いているけれど、化学薬品を扱う工場にはやや不向き」という立ち位置。現場の環境を見極めて選ぶことが、長持ちする床づくりのコツになります。
その他特殊塗料(高機能塗料)
熱にも水にも動じない「水性硬質ウレタン」
水性硬質ウレタンは、数ある床塗装の中でもタフな守り役と言える存在です。とにかく熱に強く、熱湯での洗浄や高温スチームの殺菌作業にもびくともしないので、衛生管理が徹底される食品工場や給食センター、厨房でよく選ばれています。
さらに、薬品に対する耐性も高く、長期的な耐久性にも優れています。しかも水性タイプなので、施工中にツンとした溶剤臭がほとんどしないのも嬉しいポイント。現場で働く人の負担を減らしながら導入できるのは大きな魅力です。
もちろん、他の塗料に比べるとコストはやや高めです。ただ、「床が長く持つこと」「常に清潔な環境を保てること」を考えれば、その投資は十分に回収できます。言い換えれば、水性硬質ウレタンは衛生と安心を最優先にしたい現場に最適な選択肢なのです。
工場床塗装の費用相場
工場床塗装の費用は、1㎡あたり5,000円〜20,000円前後が一般的な相場といわれますが、塗料の種類や下地処理の有無で変動します。
例えば、既存の床にクラック(ひび割れ)が多い場合は補修工程が必要になり、費用が跳ね上がることもあります。地域名の相場観や施工実績を調べることで、見積もりの適正価格かどうかを見極めることができます。
㎡単価の目安(エポキシ・ウレタン別)
曖昧な回答になりますが、工場の床塗装にかかる費用は、実は“現場の事情”によって大きく変わります。
単純に「1㎡あたり○円」とは言えないのが難しいところです。
たとえば床面積。広ければ広いほど材料をまとめて仕入れられる分、単価は下がる傾向にありますが、その分職人の人数や作業日数が増えるため、最終的な合計はむしろ高くなるケースもあります。
次に下地の状態。コンクリートにひび割れや剥がれがあると、そのまま塗ってもすぐに劣化してしまうため、補修作業を挟む必要があります。油汚れが染み込んでいる工場だと、思った以上に下処理にコストがかかることもあります。
さらに施工方法。ローラーで一度塗るだけならシンプルですが、厚く塗り重ねて防滑加工をする場合や、スプレーで均一に仕上げる場合は、どうしても工程が増えて費用が上がります。
つまり、「床の広さ」「痛み具合」「仕上げのこだわり」。この3つが費用を大きく左右するポイントといえます。
しかし、参考までに下記に代表的な塗料である、エポキシとウレタンの相場を載せておきます。あくまで参考相場としてご認識ください。
| 塗料の種類 | 特徴 | 相場(㎡) |
| エポキシ | 耐摩耗性がある | 5,000~20,000円 |
| ウレタン | 弾性がある | 8,000~20,000円 |
愛知県で工場の床塗装ができるおすすめ業者一覧
工場床塗装は、見た目の仕上がりだけでなく「どれだけ長く持つか」が重要です。そのためには、地域特性や業種ごとの環境条件を理解している業者を選ぶことが大切です。
ここでは愛知県で信頼されている施工店をピックアップし、それぞれの強みも併せて紹介いたします
株式会社愛知レジン

https://aichi-resin.jp
株式会社愛知レジンのおすすめポイント
①愛知県でもトップクラスの施工実績
②自社の工事部隊の施工により品質保持=高耐久性の仕上がりを実現
③下地処理にこだわり食品工場から薬品工場、テーマパークなどどのような環境であっても最適な塗り床提案が可能
株式会社愛知レジンは自動車などの工業製品を製造する工場から、食品工場・薬品工場、テーマパーク、ガソリンスタンド、原子力発電所など、新築工事・改修工事に幅広く対応しています。
愛知県内でもトップクラスの実績があり、相見積もり先の1社としてもおすすめです。
会社概要
| 業者名 | 株式会社愛知レジン |
| 住所 | 〒454-0927 愛知県名古屋市中川区打中2丁目164番地 |
| 電話番号 | 052-351-4611 |
| Webサイト | https://aichi-resin.jp/ |
| 事業内容 | 床面下地研削・研磨工事合成樹脂床塗装耐酸・アルカリ防食ライニング工事屋上防水工事外壁塗装工事各種補強工事各種カーボンニュートラル商材販売 |
東海レジックス株式会社

https://tokainuriyukakoujou.com/
東海レジックス株式会社のおすすめポイント
①「お客様の視点やスケジュール最優先」をモットーとしており、融通が効きやすい
②お客様のご依頼対応からアフターフォローまで一貫して対応
③現地調査に時間をかけ、丁寧に調査シートを作ることで現場状況の正確な把握を徹底
東海レジックス株式会社は、「できるだけ工期を短くしたい」というようなお客様のご要望にも柔軟に対応してくれます。土日の施工対応もしています。また、施工するだけではなく、アフターフォロー体制も完備しているため、万が一の時に問い合わせれば対応してくれるという安心感もあります。
会社概要
| 業者名 | 東海レジックス株式会社 |
| 住所 | 〒455-0823 愛知県名古屋市港区惟信町3-19-1 |
| 電話番号 | 052-387-5852 |
| Webサイト | https://tokainuriyukakoujou.com/ |
| 事業内容 | 工場を中心とした床り塗業務 |
株式会社カンセイサービス

https://kansei-service.jp/
株式会社カンセイサービスのおすすめポイント
①塗床の専門業社
②下地処理にこだわりがあり、現状の床の状況を把握し、下地処理を丁寧に行った上での施工
③床の状況や工場の環境に応じて複数の提案が可能
株式会社カンセイサービスは、「できるだけ工期を短くしたい」というようなお客様のご要望にも柔軟に対応してくれます。土日の施工対応もしています。また、施工するだけではなく、アフターフォロー体制も完備しているため、万が一の時に問い合わせれば対応してくれるという安心感もあります。
会社概要
| 業者名 | 株式会社カンセイサービス |
| 住所 | 〒481-0033 北名古屋市西之保神ノ戸86-4 |
| 電話番号 | 050-3707-5095 |
| Webサイト | https://kansei-service.jp/ |
| 建設業許可 | 愛知県知事許可(般-3)第74371号 |
| 事業内容 | ・各種下地処理工事 ・各種合成樹脂塗床工事 ・ウレタン、FRP防水・各種FRP防食 |
おわりに
工場床塗装は、安全・効率・コスト削減を同時に叶えるための投資です。愛知県では、床環境が生産活動に直結する企業が多いため、早めのメンテナンス計画が経営の安定に直結します。
最終的には、複数業者から見積もりを取り、信頼できる施工パートナーを見つけることが成功のカギとなります。


