はじめに
この記事をお読みの方は福岡県内の工場や倉庫の管理を任されている方、もしくは所有されている方が多いと思います。
そして、”外壁や屋根の劣化による実害(雨漏りなど)、もしくは暑さ対策”などの明確な工事をする理由を持たれているケースが多いのではないでしょうか?
というのも、福岡の工場・倉庫では、外壁や屋根のメンテナンスは行われていますが、計画的に実施しているケースと、実害が出てから慌てて対応するケースに二極化しているのが実情です。
特に築年数が30〜50年以上の建物が多いため、雨漏りや外壁劣化といったトラブルは珍しくありません。
実際、福岡県の工場地帯はエリアごとにさまざまな特徴があり、多くの倉庫・工場が建築されています。
北九州は製鉄や化学など重工業が発展し、臨海型の港湾インフラと産業集積が強みです。福岡市周辺は空港・港・高速道路が近く、軽工業や物流の拠点として機能しています。筑後・久留米・大牟田は繊維やゴムなど伝統産業の中小企業が多く、独自技術で地域経済を支えています。これらが交通網で結ばれ、県全体で多層的な産業構造を形成しています。
福岡県内の工場・倉庫の多くは、エリアごとに建設の時期に違いがありますが、大まかに見ると「戦前〜高度経済成長期(1950〜1970年代)」に集中しています。
その後、物流ニーズの拡大に伴い、1990年代以降に都市近郊で新設や建替えが進みました。
まとめると、福岡県はエリアごとにさまざまな工場・倉庫が建築されており、その多くは古いものだと築50〜70年以上、多くは築30〜50年程度が中心であると言えます。
そして、その多くは何かしらの劣化を抱えており、メンテナンスが必要な状況です。
今回のブログでは、実際に工事を検討されている福岡県内に工場・倉庫をはじめとした大型の建屋を所有されているもしくは管理されている方に向けて、おすすめの業者とその選び方をお伝えいたします。
福岡県内で多く見られる工場・倉庫の塗装工事の現状
工場や倉庫の塗装工事では、業者選びが非常に重要です。
当たり前のことを言っているようですが、本当にこれが重要です。同じ屋根塗装という工事であっても、その工法や使用塗料、下地処理の方法などは千差万別です。
イメージがつきやすいように、ここでよくある事例を紹介いたします。
工場や倉庫を建設した当初からお付き合いのある大手建設会社に依頼するというケースが少なくありません。「建設を頼んだところであれば安心だろう。手間もかからないだろう。」担当者の方の多くはこのように考えていらっしゃいます。
しかし、大手建設会社に依頼する場合、工事の多くは下請け業者に回され、その際に中間マージンが発生し、結果として工事費用が高額になることがあります。なおかつ、大手建設会社の下請け業者がどの程度の技術を持っているのかは工事を依頼する側にはほとんどわかりません。
また、住宅の塗装とは異なり、広大な面積を持つ工場や倉庫の塗装には専門的な知識と技術が求められます。しかし、下請けの業者は元請から限られた予算の中で工事をしなくてはなりません。
その予算が潤沢にあれば問題はないかもしれませんが、その予算は十分なものではないケースもあります。そうなると、無理な工期の中で少ない職人で工事を完了させるために質よりもスピードを優先してしまうことも0ではありません。
こういった現状から工場や倉庫の塗装工事を考える際、多くの担当者の方が以下のような悩みを抱えています
①コストの増大:中間マージンの存在により、予想以上に費用がかかることへの不安
②品質の不安:専門性の低い業者に依頼すると、仕上がりの品質への不安
③適切な業者の選定:数多くの業者の中から信頼できる業者を見つけられるかの不安
これらの悩みを解決するためには、工場や倉庫の塗装実績が豊富で、透明性のある見積もりを提供する業者を選ぶことが重要です。
ここからは具体的に、福岡県の工場塗装業者おすすめ3選を紹介いたします。
福岡県で信頼できる工場塗装業者おすすめ3選
株式会社アールティー

株式会社アールティーのおすすめポイント
①塗装、防水、板金工事など幅広い工事に対応し、特化した知識と経験で最適な施工を提供
②国家資格を保有している熟練した職人による高品質な工事
③劣化診断書や複数のプラン提示など、顧客の要求に応じた丁寧な対応
株式会社アールティーは、福岡県を拠点に工場や倉庫の塗装工事や雨漏り補修を専門に行う企業です。特に外壁塗装、防水工事、板金工事に強みを持ち、国家資格を持つ職人が高品質な施工を提供します。お客様のご要望に応じた複数のプランや詳細な劣化診断書を提出し、施工前から後まで丁寧なサポートを行うのが特徴です。顧客の工場や倉庫の効率化とコスト削減を目的に、最適な工事プランを提案しています。
会社概要
| 業者名 | 株式会社アールティー |
| 住所 | 〒814-0005福岡市早良区祖原29-19 1F |
| 電話番号 | 092-407-8442 |
| Webサイト | https://rt-factory.biz/ |
| 建設業許可 | 建設業許可 福岡県知事許可(般一2)第113455号 |
| 事業内容 | 防水工事・塗装工事・板金工事 |
| 対応エリア | 福岡県 |
株式会社アスムコーポレーション

株式会社アスムコーポレーションのおすすめポイント
①倉庫や工場の塗装、雨漏り補修に特化しており、専門知識と経験を活かした確実な施工を提供
②遮熱塗装で室温を下げ、最大で50%の経費削減が可能な塗装プラン
③外壁や屋根の無料診断と見積もりを提供
株式会社アスムコーポレーションは、福岡市・糸島市を中心に、工場や倉庫の塗装工事や雨漏り補修を専門に行う企業です。特に遮熱塗装による省エネ効果を強みとしており、工場や倉庫の環境改善に貢献。最大で室温を10℃下げる施工や、光熱費の大幅削減を実現します。詳細な外壁や屋根の無料診断も行い、最適な修繕プランを提案。アフターケアも充実しており、長期的なメンテナンスが可能で、信頼性の高い業者です。
会社概要
| 業者名 | 株式会社アスムコーポレーション |
| 住所 | 〒819-0038 福岡県福岡市西区羽根戸168-1 |
| 電話番号 | 0120-92-7754 |
| Webサイト | https://u-paint-factory.jp/ |
| 事業内容 | 超高機能塗料のご提案責任施工屋根外壁長寿命リメイク室内リノベーションエクステリア用品販売取付 |
株式会社OTK

株式会社OTKのおすすめポイント
①滑りにくく、耐久性を高める床塗装を提供
②効率的な作業で、短期間で高品質な仕上がりを実現
③福岡県内を中心に、九州全域で対応可能
株式会社OTKは、福岡県大野城市に拠点を置き、床の塗装を専門に行う企業です。工場や倉庫の床を強化し、耐久性と安全性を向上させる塗床工事に特化しています。滑りにくい床や耐衝撃性、防塵性を備えた床材の塗装で、施設の機能性を高めます。施工はスピーディーかつ高品質で、夜間作業にも対応可能です。福岡県を中心に、九州全域で施工を行い、床のリニューアルを通じて施設の長期的な保護を提供します。
会社概要
| 業者名 | 株式会社OTK |
| 住所 | 〒816-0903 福岡県大野城市乙金台2-7-10 |
| 電話番号 | 092-586-7800 |
| Webサイト | https://www.otk-nuriyuka.co.jp/ |
| 建設業許可 | 福岡県知事 許可(般一28)第109503号 |
| 事業内容 | 各種合成樹脂塗床工事・下地処理工事・左官工事一式 |
| 対応エリア | 九州全域 |
福岡県で工場塗装業者を選ぶ際の3つのポイント
1. 相見積もりを必ず取得する
まず、相見積もりを必ず取りましょう。2〜3社から相見積もりを取ることで、単純な値段の比較だけでなく、「工事の中身」の違いも見えてきます。見積書の精度は、業者の誠実さや現場力を見極める大事な材料です。
工場の塗装は面積が広いため、工事費用は数十万〜数千万円規模になることもあります。同じ面積でも、下地処理や塗料の種類、塗る回数によって金額がまったく違ってきます。
実際によくあるのが、「塗装一式」とだけ書かれたざっくり見積もり。これだと何にいくらかかっているのか分からず、比較もできません。
よく、塗装工事のプロに任せれば価格や工事内容はそんなに変わらないだろうと考えられている担当者の方もいらっしゃいますがそれは間違いです。
というのも、見積もりを作成する際には必ず「現場調査」をすることになります。これは、工場や倉庫の劣化状況を調べ、どのような工事が必要かを検討するために行います。つまり、丁寧に調査をすれば工事項目は多くなる傾向になりますし、工事金額も高額になっていくケースが多いです。
しかし、ここで注意点があります。
「工事をした方が良い箇所」と「今すぐ工事をしなければ雨漏りなどの実害が出る箇所」は大きく異なるということです。
現場調査をした際に出てきた劣化箇所をすべて提示してくる業者は要注意です。その工事の中には今すぐには必要のない工事も含まれている可能性があります。
一方で、複数プランの見積もりを提出し、今すぐ行った方が良い工事とできれば行った方が良い工事を分けて定時する業者は信頼がおけると言えるでしょう。
工場や倉庫の工事を検討しはじめたらまずは相見積もり先の検討からはじめましょう。
2. 取得した相見積もりを比較して工事項目を確認する
見積もりを比較する際は、単に価格だけでなく、工事項目や使用材料、施工方法も確認しましょう。同じ価格帯でも、含まれるサービスや材料の品質が異なる場合があります。例えば、下地処理の有無や塗料の種類、保証内容などを詳細に比較することで、最適な業者を選ぶための判断材料となります。
しかし、ここで大きな壁が立ちはだかるケースが多いです。
それは、「工事内容を比較したいけど、何が適切で何が適切ではないのかがわからない」という壁です。確かに、過去に工場・倉庫の相見積もりの経験が複数回あり比較検討をしたことがなければ判断は非常に難しいと言えるでしょう。
こうなってしまうと、判断基準が「価格」だけになってしまうケースが多いです。しかし、先述したように安ければ良い。高ければ悪い。というものではありません。どのような劣化にどのような工事をいつ行うのかで工事金額は大きく異なるためです。
そこで皆さんにぜひ行っていただきたいのは、「見積もり金額を隠した状態で、工事項目だけを相見積もり先に見せて説明をしてもらう」という方法です。
他の業者でも相見積もりを取ったけど、なぜ工事項目が違うのかを直接業者に聞くということです。適切に現場調査を行い、工事項目の中身を理解していれば答えることができるはずです。逆にその説明がうまくできない場合には要注意の業者かもしれません。
そして、福岡県にある工場の場合、他の都道府県とは異なる気象条件を加味して工事を行わなければいけないケースがあります。例えば下記のようなケースです。
梅雨時期(6〜7月)と台風シーズン(8〜10月)が長く、雨量が非常に多い
北九州や博多湾沿いでは塩害による金属部の錆が進行しやすい
夏の気温上昇で屋根・外壁の膨張収縮が激しく、塗膜が割れやすい
このため、全国一律の標準仕様では対応しきれないことがあります。例えば、沿岸部ではフッ素系塗料や高耐候性の遮熱塗料を選ぶと劣化が遅くなるケースがあります。逆に安価なウレタン塗料を選ぶと、数年で塗膜が剥がれることも全くないとは言い切れません。
また、福岡では築30〜50年以上の工場・倉庫が多く、屋根や外壁の下地自体が劣化しているケースがよくあります。
相見積もりを比較する際は、価格だけでなく工事項目・材料・施工方法を丁寧に確認し、業者ごとの提案内容や地域特有の気候条件への対応力を踏まえて、納得できる説明ができる業者を選ぶことが重要です。
3. 過去の施工事例を確認する
業者の信頼性を判断するために、過去の施工事例を確認しましょう。具体的には、工場や倉庫の塗装実績が豊富かどうか、施工後の評判が良いかをチェックします。
実際の施工現場の写真や、顧客の口コミを参考にすることで、業者の技術力や対応力を把握できます。施工事例を見ることで、業者のスタイルや品質を直感的に理解できるため、安心して依頼できます。
一番簡単で確実なのは過去の施工事例の「会社名」を確認するということです。
地域で有名な企業の施工事例があるということは一定の成果・品質を担保できるということです。
施工事例があるかないか?だけではなく、どこの企業の施工事例か?ということまで確認すると業者選びの参考になるはずです。
また、同じ企業から複数の工事を数年間にわたって行っているか?これも良い業者選びの基準となります。
というのも、仮に品質が悪い工事ばかりをしてる場合は同じ業者に塗装工事を依頼することはありません。一方で、同じ業者に工事を依頼し続けているということは金額的にも工事品質的にも一定の信頼があるということです。
上記のことを踏まえて本当に信頼できる業者選びを行なってください。
おわりに
工場や倉庫の塗装工事は、単なる外観の美しさを保つだけでなく、建物の耐久性や安全性を守るためにも非常に重要な役割を果たします。だからこそ、信頼できる業者選びは慎重に行うべきです。本記事では、福岡県内でおすすめできる工場塗装業者を3社ご紹介し、さらに業者選定時に押さえておきたいポイントも解説しました。
最適な業者を選ぶためには、相見積もりを取得し、工事項目や施工内容をしっかりと比較すること、そして過去の施工実績を確認することが欠かせません。焦らず、じっくりと業者を比較・検討することで、品質の高い工事を適正な価格で実現することができます。
ぜひ今回ご紹介した内容を参考に、貴社にとって最適な工場塗装業者を見つけ、建物の資産価値向上に繋げていただければ幸いです。



